自動平板打抜きは、土台となる木版上に、抜き形状に合わせて曲げて作った刃で、1枚ずつ自動的に紙送りをしながら抜く方法です。
給紙は自動で行われますので、効率よく抜き加工ができます。
複雑な形状や小さな穴などの抜き加工にも対応できますが、形状によっては抜いた後のカスを手作業で取り除く必要があります。
成貢紙工では長年の経験により、複雑な形状や小さな穴を含む抜き加工も効率的に行って、求められる抜き加工に対応しています。
ビク抜きは自動平板打抜きと同様に、土台となる木版上に、抜き形状に合わせて曲げて作った刃で、1枚から数枚単位で紙を抜く方法です。
給紙は手作業で行うので時間はかかりますが、細かい絵に沿って抜くことができるので、抜き加工できるデザインのバリエーションは広がります。
外側だけでなく、外縁からつながる内側においても、動物や植物の輪郭のような、複雑な形状に抜くことができます。
成貢紙工では長年の経験と熟練の技で、一般的に難しいとされる細い線幅の抜き加工を、ビク抜きした実績が多数あります。
ブッシュ抜きは、クッキー抜き型のような形状の鋼型で、数百枚の紙を重ねて抜くので、大量の紙を効率よく抜くことができます。
一度に大量の紙を抜くので、大量の抜き加工でも短時間で行うことができます。
名刺のようなシンプルな形状だけでなく、動物の輪郭、果物の輪郭、キャラクターの輪郭など、用途に応じた形状に対応できます。
成貢紙工では、きわめて複雑な形状の抜き加工や、書籍などの大きな印刷物の抜き加工にも、柔軟に対応できます。
ビク抜きでは困難な微細な抜き加工には、紙をレーザー光で切り抜いていくレーザーカットが適しています。
レーザー光源はイラストレーターのデータを基に自動制御されるので、0.1ミリ程度の微細な抜き加工も正確に行うことができます。
成貢紙工では、高精度のレーザー加工を提携事業者を通じて行っており、ビク抜きやブッシュ抜きとの合わせ技で、最適な抜き加工を提案できます。
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